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育休中の社員が「よく眠れた」と言い始めた日——60〜70BPMのリズムが職場復帰を変える

Tuesday, April 07, 2026

プライマリブログ/育休中の社員が「よく眠れた」と言い始めた日——60〜70BPMのリズムが職場復帰を変える

「育休社員の「眠れない夜」は、会社にも関係がある

育休中の社員が毎晩どれだけ眠れているか、把握している企業はほとんどありません。
しかし現実は、0〜1歳の子を持つ親の多くが深刻な睡眠不足にさらされています。
睡眠不足が認知機能・判断力・感情調節に影響を与えることは、多くの研究が示している事実です。
​育休明けに「以前の切れ味が戻らない」と感じる社員がいるとしたら、育休中の睡眠環境が一因である可能性があります。

赤ちゃんが安心して眠るリズムは、科学的に決まっている

赤ちゃんが落ち着く音楽のテンポがあります。それが60〜70BPM。
これはお母さんの安静時の心拍数とほぼ同じ速さで、赤ちゃんがお腹の中で聴き続けていたリズムです。
赤ちゃんの心拍や呼吸には、外部のリズムと自然に同期しようとする「エントレインメント」という性質があります。
米国小児科学会の公式誌『Pediatrics』に2013年に掲載された研究では、子守唄のリズムが早産児の心拍数を有意に低下させることが確認されています。
この仕組みを知っているかどうかで、毎晩の寝かしつけにかかる時間と消耗度が大きく変わります。

私が直感で選んでいたリズムが、科学的に正しかった

私はもともとプロのダンサーでした。
娘が生まれてからは、自然と体が動くまま赤ちゃんを抱っこして踊っていました。
気持ちよく踊れると感じた速さで動いていたそのリズムが、60〜70BPMだったのです。
後から調べてわかったとき、正直とても驚きました。ダンサーとして体で感じていたことが、科学的に正しかったとわかったからです。
その後、小児科医にも立ち会っていただき検証を重ねた結果、産後のお母さんにも赤ちゃんにも無理のない速さであることが確かめられました。

「音楽をかけるだけで寝るようになった」が意味すること

このリズムで繰り返し過ごした赤ちゃんには、ある変化が起きます。
レッスンに通ってくださったお母さんから「CDをかけるだけで寝るようになった」という声を何度も聞いてきました。
繰り返し同じリズムに包まれることで、赤ちゃんの体が「この音楽=眠る時間」と学んでいくのです。
育休社員が安定した睡眠を確保できるようになれば、育休中の心身の回復が進み、復職後のパフォーマンス回復も早まります。
これは福利厚生の話ではなく、人材投資のリターンに関わる話だと、私は考えています。

育休支援に「科学的根拠」を持つことで、企業は変わる

育休研修に「なぜ赤ちゃんが泣き止まないのか」「どうすれば寝るのか」という科学的な仕組みを組み込むことで、育休社員の不安と消耗を減らすことができます。
私が提供しているベビーダンスプログラムは、この仕組みを体験として届ける企業向け育休研修です。
感情論ではなく、根拠のある支援として提供できるため、社員の納得感と信頼感が高まります。

育休中の社員のウェルビーイング支援に関心のある方は、下記より資料をお取り寄せください。
これまで自治体・医療機関・民間企業での導入実績をもとに、貴社の状況に合わせたプログラムをご提案します。





山本 由美子
一般社団法人日本ベビーダンス協会 代表理事
​アイビー株式会社 代表取締役



こんにちは、
山本由美子です。

社会教育士

元プロ社交ダンサー(JBDFプロラテンA級)。 2007年、自身の育児経験から小児科医監修のもと「ベビーダンス」を考案。 「身体(Body)から心と社会を変える」をテーマに、産後ケア・企業研修・高齢者福祉など多岐にわたり活動中。著書『ママと赤ちゃんの心と体に効くベビーダンス』(PHP出版)ほか、メディア出演多数。

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